ECサイトの運用とブランディング

ブランディングってどういうこと？

ブランディングとは、簡単にいえばブランド価値を高めるための活動です。ずば抜けた個性を出すというほどではなくても、他社との差別化を何かの形で出していくことでブランドとしての価値が生まれます。同じようなショップの中から適当に選ばれるショップではなく、このショップだから選ぶんだと思ってもらえるようになると、サイトの価値はどんどん上昇していきますよ。ならばどうすれば顧客に選ばれるショップになれるのでしょうか。さらに具体的に考えてみましょう。

選ばれるECサイトとは

ECサイトはもはや数えきれないほどたくさんありますよね。同じ商品を同じような感じで扱っている似たようなショップも山ほどありますし、オリジナル商品としてどこかで見たことがあるような商品を扱っているショップもあります。そんな超激戦区の中でもしっかりとブランディングできているECショップには、一定のファンがついているものです。ショップそのものに独自の魅力があると、「同じ商品を買うならこのショップで買おう」と考えてくれるファンが着実に増えていきます。ショップそのものの魅力は、自社で開発したオリジナル商品かもしれませんし、お役立ち情報やお得情報などかもしれません。商品にせよ情報にせよ、「ここでしか手に入らないなにか」があるとブランディングしやすくなることは確かですよ。
覚えておきたいこととしては、サイトに訪れる人全部をファンにすることはほぼ不可能ということです。人それぞれ好みも性格も違うので、全部の人に好かれるショップにしようと思うと中身の薄いショップになってしまいかねません。大切なのは、そのショップがターゲットとする層の心にヒットする内容にしていくことです。そうすれば、中身が濃くて個性的なECサイトに仕上がっていきますよ。

サイト運営はしっかりと

ECサイトのブランディングは、しっかりとしたサイト運営ありきのことです。ブランディングばかりに気を取られてサイト運営が適当になってしまうなら、どれだけブランディングを頑張っても顧客は離れてしまいます。商品やサービスを売りたい気持ちはあって当然のことですが、買う側がこのサイトを使ってどう感じるのかという視点は常に忘れないようにしましょうね。