ECサイトに関わりたいなら成功のポイントをチェック

第一印象はデザインで決まる

ユーザーがサイトを訪れたらまず目にするのがサイトのデザインですよね。サイトの第一印象がなんとなく良いなと思えばそのまま滞在してくれますし、イマイチの印象だと中身をよく見ることなく離脱してしまいます。ECサイトに訪れるユーザーは欲しいモノを探しているわけですから、見つけたい商品がサッと見つけられるデザインになるよう工夫する必要があります。凝りに凝ったデザインはオシャレかもしれませんが、欲しいものが見つけにくいデザインであればユーザーにとってはストレスがかかるだけです。商品のジャンルを分けたりセール情報を目立つようにしたりと、ユーザーの目的達成をまず第一に考えたデザインを考えましょう。
多くのユーザーがスマートフォンからサイトにアクセスするということも意識しておきたいところですね。ちょっとの配慮がユーザーの快適なショッピングをアシストすることにつながるので、購入ボタンを押しやすいサイズにしたり、文字を読みやすいサイズにしたりと、小さな部分にぜひこだわってみてください。色の使い方もユーザーの行動に大きな影響を与えます。赤は購買色、青は信頼感のアピールなど、色によって人の心理に与える影響が異なりますよ。

表示スピードに気をつける

サイト内をいろいろ見たいのに、ページを開くたびに待たされてなんだか疲れてしまうことってありますよね。ページの表示スピードが遅いとそれだけでユーザーのテンションが下がってしまい、売れるはずのものも売れなくなってしまいますよ。モバイルの表示スピードはGoogleの評価基準のひとつでもあるので、表示スピードはできるだけ早くできるよう工夫しましょう。ECサイトの場合画像を多く使うので、画像のデータサイズは必要以上に大きくしないほうがいいでしょう。HTMLやCSS、テキストで対応できる部分はできる限りそうするなど、データサイズを軽くするための対策はいろいろできると思います。

サイトを磨き上げる

ECサイトはリリースして終わりではなく、問題を見つけては解決するということの繰り返しです。問題を見つけるためには、実際に使ってみた感想を集める必要があります。関係者が使ってみた感想だけではなく、できるだけ無関係の人の意見を集めてみてください。顧客にアンケートをお願いしたり、身近な人に使ってみてもらいましょう。そして、正直な感想を遠慮なく述べてもらってください。問題があるなら解決策を検討・実行して結果を検証しましょう。そのようにしてPDCAサイクルを回し続けていくことによって、サイトはどんどん磨かれていきますよ。